コロナが広告会社に与える影響ってどうなの?
こんにちは。
昨日、東京では感染者数が100人を超えましたね。
コロナが収まるのはまだまだ先になりそうです。。
本日勤め先の会社で1Qの業績が発表されました!
コロナでボロボロなんじゃないか、冬はボーナス出ないかなぁ、、とドキドキしながら見てみると、
会社全体の売上は昨対比110%、計画比は96%くらいでした!
「意外と持ち堪えてるな!」というのが率直な感想です。
なぜあまり影響を受けていないのかというと、メインで扱っているのがデジタル広告だからという理由が大きいと思います。
例えば今、電車の中吊り広告は掲載がガクッと落ちてますよね。
事実として、コロナの影響で広告出稿を控える会社は増えましたが、ネット広告に関しては比較的影響は少ないと考えられます。
実際に仕事をしていて感じた広告会社への影響を書いていきたいと思います。
広告出稿が減少した業種
旅行、スポーツ、飲食、自動車メーカー、人材、不動産、フィットネス、金融、美容
やはり旅行やスポーツ・飲食など、人の動きが制限されたことで大打撃を受けている業界は当然のごとく広告出稿が減っています。
自動車や不動産など高額商材に関してはブランディングの目的で出稿していたことが多いのですが、4・5月はコロナで軒並み取り下げていました。
また、金融・不動産の出稿は6月になっても戻らず、男性向けに出せる広告が少なくなっているという話も聞いています。
広告出稿が増加した業種
逆に、コロナ渦で広告出稿が増えた業種もあります。
ニュース、EC、免疫系商材、健康食品、官公庁系
巣篭もり需要で、ネットを見る時間が長くなったので、ニュースサイトやECなどの出稿は増加しました。在宅でも楽しめるコンテンツの需要が増加しているのは納得できますね。
また、免疫・健康に対する注目度も上がったため、免疫系商材や健康食品の予算が増えています。
国内企業の事例
4月28日に公表された決算説明資料によると、コロナの影響が9月末まで続くと想定し、下期6ヶ月の影響幅を計画比マイナス20%と予想しています。
4月28日に公表された決算説明資料の時点では、業績予想の変更はしていません。コロナの影響はあるものの、Abema TVやゲームにとっては逆に増収が期待できるので、全体としては変更なしと見込んでいるのでしょうか。
まとめ
広告業界全体で見ると打撃を受けているものの、デジタル広告は比較的マシ、というのが所感です。
正直、今どこの代理店も成績不振の原因を全てコロナのせいにしており、実態はわかってないんじゃないのかなと思っています。
非常事態の今こそ、現実を冷静に受け止めてできることを着実に進めていきたいですね!