東京都の感染動向について3ヶ月前と比較してみた
こんにちは!
コロナ感染者が1日400人を超えましたね😂
数値的には緊急事態宣言の時より上回っているので、やばいな…大丈夫かな…と不安になりますが、実際のところはどうなのか調べてみました。
混乱の時こそ、冷静にデータをみて判断することが大事かなと思います。
東京都に緊急事態宣言が出ていたのは2020年4月10日~5月25日まででした。
緊急事態宣言の「4月30日(木)」と直近の「7月30日(木)」で比較をしてみました。
4月30日(木)時点
検査数(7日間移動平均):301.6人
新規陽性者数(7日間移動平均):90.1人
陽性率:11.0%
重症患者数:101人
7月30日(木)時点
検査数(7日間移動平均):3493.3人
新規陽性者数(7日間移動平均):258.3人
陽性率:6.5%
重症患者数:22人
4項目で比較してみました。
検査数は3ヶ月で11倍以上増えているのに対し、陽性者数は3倍弱。
積極的に検査数を増やしていることがわかりますね。
3ヶ月前が少なすぎたのもありますが…。
一方で、重症患者数は5分の1程度まで減少しています。
グラフにするとこんな感じ。4月の検査数、すくなっ!っという印象を受けます。
たしかに緊急事態宣言の時の新規陽性者数と比べると現在はかなり増加していますが、検査数や受入体制も当時と変わっており、今すぐに緊急事態宣言を出さないとダメだ!という訳ではなさそうですね。
病床数は足りてるのか
7/31時点のデータを見ると、重症患者用病床確保数は100床なので、重症患者数が現状通り、20人程度で推移していれば受入体制としては問題なさそうです。
ちなみに重症者以外の入院患者用病床確保数は2800床に対して入院患者数は1197人。
こちらも現状はまだ余力がありますね。
患者数が多い区は?
患者発生数が多い区順に並べてみました。7月30日時点の累計値です。
1位:新宿区 1,773人
2位:世田谷区 971人
3位:中野区 581人
4位:港区 562人
5位:練馬区 514人
6位:足立区 504人
7位:杉並区 499人
8位:板橋区 435人
9位:渋谷区 434人
10位:豊島区 421人
出典:
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/07/31/documents/20200731.pdf
新宿区が圧倒的ですね😱
歌舞伎町恐るべし。。
仕事などで新宿に行く方は気をつけてください!
まとめ
3ヶ月前と比較してみると、検査数や陽性率など状況が変わっていることがわかりました。
3ヶ月前はコロナに対するデータがなく、マスクも手に入らない状況だったので、緊急事態宣言を出したのは正しかったと思います。
緊急事態宣言を再び出せば感染者数は減りますが、経済に与える打撃も非常に大きいので数字を見て慎重に判断しないといけません。
私も感染対策は徹底していきたいと思います。